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建築防水分野

基礎編

防水工法の種類と特長

建築防水分野 防水工法の種類と特長

防水工事用アスファルトと組み合わせて信頼性の高い防水層を構成するアスファルトルーフィング類は、基材に紙を用いた物からガラス繊維不織布、合成繊維不織布、等の基材を用いたルーフィングへとに進化してきました。

そしてさらに性能を高めた改質アスファルトルーフィングシートが加わり、多様化し高度化する建築のニーズの対応にその適用範囲を拡げています。

溶融アスファルトを用いる「在来熱工法」から、溶融改質アスファルトを用いる「熱工法」、自着層を設けたルーフィングシートによる「常温粘着工法」、改質アスファルトルーフィングシートの裏面等をトーチバーナーであぶって張る「トーチ工法」、さらに塗膜防水材などの異種防水材料と組み合わせた「接着工法」もあり、現場環境に応じて選ばれています。

また、穴あきルーフィングを用いた「絶縁工法」や省エネルギー効果の高い「断熱工法」、耐久性を高め美しさを追求した各種保護仕上げ材料も開発され、建築や時代の要求に応えられる環境対応型防水として、アスファルト防水は進化し続けています。

防水の仕組み(防水ってなに?)

防水とは、建物を水漏りから防ぐために、建物の中に水が入り込まないようにする仕組みのこと。
雨漏りの原因は、

  1. 水があり(一定時間滞留する)
  2. 水路(みずみち)があり(コンクリートの亀裂など)
  3. 水を動かす力が作用(重力、風、表面張力など)

するためですが、防水工事で1と2にしっかり対応することで、建物を水漏れから守っています。

 

材料の形態による分類

材料の形態による分類

防水を長持ちさせるには?

建物の屋上は、水・熱・紫外線による影響を常に受け続けています。そのため年月と共に防水機能も徐々に低下します。

そこで、新築時に建物の維持保全について十分な検討を行い、できれば高耐久性防水をご採用頂き維持保全に係る費用を低減すると共に、地球環境にやさしい、サステナブル(持続可能な社会)実現に寄与していだだければと考えています。

屋根の断熱工法とは

外断熱工法のメリット

〇外断熱工法と内断熱工法の違い

外断熱工法 内断熱工法
外断熱工法は屋根スラブの外側に断熱材 内断熱工法は屋根スラブの内側に断熱材
特長 外気温の変化から構造体を守る 特長 冷暖房の立ち上がりが早い

〇屋根の外断熱工法について

1.防水層と断熱材の位置関係
使用する断熱材の種類によって防水層との組合せ方が違います

A:硬質ポリスチレンフォームの場合
吸水性が小さく、圧縮強度が高いため、断熱材の上に保護コンクリートを打設する工法(歩行用)押え防水工法に用いられます。
断熱材と防水層の位置関係:断熱材が熱や溶剤などに弱いため、屋根の構成は屋根スラブ+防水層+断熱材+仕上げ材(押えコンクリート等)の順番になります。
B:硬質ポリウレタンフォームの場合
断熱性能は高いのですが、吸水性が比較的大きく、圧縮強度もそれほど大きくないため、露出防水工法に用いられます。
屋根の構成は屋根スラブ+(防湿層)+断熱材+防水層+(高日射反射塗料)の順番になります。
断熱材と防水層の位置関係:屋根スラブ+断熱材+防水層の順番になります。断熱材は防水施工時の熱で変形しないように耐熱性の高いものが使われます。
また、断熱材の吸水(吸湿)防止のため断熱材の下側には防湿層を設けることが望ましい。
さらに、断熱材上の防水層は熱が逃げないため高温になり、防水層の劣化が促進されます。
それを防止するため防水層の表面には高日射反射性塗料を塗布することが望ましい。

アスファルト防水の環境対応

*現在準備中